他で作られたPythonのプログラムを「モジュール」という形で、自分のプログラムの中で使うことができる機能が「モジュール」です。
たとえば、以下の例では、Pythonに最初から標準で入っている「random.py」というファイルを読み込んで、0から1までの間の乱数を取得しています。
この「random.py」のように、プログラムの途中で読み込まれるファイルのことを「モジュール」といいます。
この「モジュール」から関数を呼び出すことができます。
上記のように、標準で用意されているモジュールを使うこともできますが、自分でモジュールを作ってそれを読み込むこともできます。
たとえば、下記のように、pokemongetdaze.pyという、ただ「Pikachu!」という文字を返してくれるだけのプログラムをとりあえず書いて保存します。
で、プログラムの中で、.pyファイルをモジュールとして読み込み、関数getPokemonを実行すると、「Pikachu!」と表示されます。
モジュールに別名を付ける
「as」を使うと、モジュールに別の名前を付けることができます。
ファイル名が長いときとか、何回も呼び出したりするときに使うと便利そう。
以下の例では、pokemongetdaze という長いファイル名をmb(モンスターボール、の略のつもり)として呼び出し、実行しています。
特定の関数のみインポートする
「from」を使うと、モジュールの中から、特定の関数のみをインポートして実行することができます。
モジュールの中の特定の関数だけ使いたいときはこっちのほうが便利かも。
以下の例では、「getPokemon」関数を呼び出ししています。
モジュールをうまく使うと、わざわざ自分でコードを書かなくても、世の中にたくさんあるライブラリを使うことができるので便利ですね♪