プログラミングをしないでも、Webサイトやアプリケーションが作れる、という、「ノーコード(NoCode)」というものが最近流行り始めてきているようです。
プログラミングなしに、用意されているパーツをドラッグ&ドロップしてサイトやアプリを組み立てていく感じですね。
ドラッグ&ドロップや、コードを書かなくてもWebサイトが作れる、とかって、一昔前に流行った、「ホームページビルダー」みたいなもののイメージがありますが、最近のノーコードのプラットフォームは進化していて、ぱっと見普通にプログラミングしたものなのか、ノーコードのプラットフォームで作ったものなのかわからないくらいです。
プログラミングを勉強している身としては、
「ノーコードなんて邪道なものには手を出さないぜ!」
と思いたくもなりますが、別に、
「プログラミングをすること」
そのものは、目的ではなく手段なのであって、目的はプログラミングが必要かどうかはおいておいて、
「アプリケーションやWebサイトを完成させる」
ということなので、そこにプログラミングが不要であれば、別に不要でも良いわけですね。。
「こんなことしたい、こんなものを作りたい」というイメージをささっと形にできる、という点は、ノーコードが圧倒的に優れています。
たとえば、あるWebアプリケーションを作る場合、通常のソースコードを書くと6ヶ月とかかかるところ、ノーコードだと2週間とかでできてしまうそうなので、アイデアから開発着手→リリースまでが圧倒的に短時間で済みます。
ビジネスにおいて、スピードはそれだけで武器になるので、ノーコードを勉強して使えるようにしておく、というのはこれから必要なスキルになってくるかもしれないです。
ノーコードなのに勉強?と思ったりもしますが、プログラミング言語の文法とかは勉強しなくても良い代わりに、ノーコードのプラットフォームの操作方法くらいは覚えて習得しなければいけない、ということなのかと。
ノーコードのプラットフォーム
ノーコードのプラットフォームは本当にいろいろな種類があって、今は群雄割拠な状態だなぁ、と感じます。
ここではいくつかのノーコードのプラットフォームを紹介します。
だいたい英語のサイトですが、動画もあるので雰囲気はわかるかと思います。
新しいことを学ぶためには、英語力も必要ですね。。。
Glide
Googleスプレッドシートのデータを読み込んでWebアプリとかを作れるプラットフォームです。
スプレッドシートをデータベース代わりに、Webアプリを作れる感じですね。
Googleスプレッドシートを使うので、プログラミングやったことない人でもとっつきやすい雰囲気を感じます。
Adalo
Glideよりはプログラミング初心者にはとっつきづらそうですが、やれることが多そうなイメージなのがAdaloです。
アイデアをすぐに形にしてリリースできそう♪
Bubble
できることが多い、ノーコードのプラットフォームです。
その分、使い方をしっかりマスターするまでには時間がかかりそうですが。。。
ローコード(LowCode)という考え方もある
まったくソースコードを書かないのがノーコードだとすると、少しだけソースコードを書くのが「ローコード(LowCode)」という考え方です。
一昔前の話だと、ホームページビルダーで大枠を作って、細かいところはHTMLを手動で書く、といった感じでしょうか。
ローコードとかノーコードであっても、やっぱり最初は何かしら学ぶ必要があるので、
「素人でも1日でこんなスゴいサイトが作れます!」
というわけには今のところ行かなさそうですが、ゼロから全部学ぶよりかは圧倒的に早くアウトプットが作れそうです。
Pythonの勉強と並行して、ノーコードの勉強もちょっとかじってみようかな、と思います!